
2026年6月6日、NO MAGAZINE ISSUE6 “Singularity”出版記念エキシビションの特別プログラムとして、現代華道家・大薗彩芳氏とNOチームによるLIVE SHOOTING PERFORMANCEを開催いたしました。会場となった渋谷ヒカリエ ShinQs Gallery 5では、NO MAGAZINEのアーカイブ作品や共作作品の展示に加え、今回のテーマである「Singularity」を体現する一夜限りのライブプロダクションが行われました。
開始とともにギャラリーには多くの来場者が集まり、会場は満員に。作品の前には常に人だかりが生まれ、ピーク時にはおよそ60名以上が足を止め、その瞬間に立ち会いました。

今回のライブプロダクションは二部構成で展開。
第一部では、大薗彩芳氏による会場展示作品を背景に、「赤」を基調とした世界観を構築。生命の鼓動や情熱、原初的なエネルギーを想起させる色彩の中で、人と植物、そして写真表現が交差する空間が生み出されました。

続く第二部では、会場全体の構成にアレンジを加え、「青」をテーマとした新たなシーンへと移行。静寂や知性、そして未知なる未来を感じさせる空気感の中で、第一部とは対照的な表現が立ち上がります。赤と青。相反する二つの色彩は、テクノロジーと人間性、現実と未来、感性と進化という、ISSUE6 “Singularity” が問いかけるテーマそのものを象徴していました。

撮影はNOチームが担当。
完成された作品を鑑賞するだけではなく、作品が生まれる瞬間そのものを公開することで、写真表現のプロセスをひとつのパフォーマンスへと昇華しました。ライティング、被写体、空間、植物造形。それぞれがリアルタイムで呼応しながら変化し続ける様子は、多くの来場者の視線を惹きつけ、ギャラリー全体をひとつの創作空間へと変えていきました。

NOが考える“Singularity”とは、単なる技術的進化を指すものではありません。人間の感性と創造性が、異なる領域や価値観と交差することで生まれる新たな表現の可能性。その象徴として、大薗彩芳氏のいけばなとNOの写真表現が融合し、この日だけの特別な作品が生み出されました。


ご来場いただいた皆さま、そして本プロジェクトに関わってくださった全てのクリエイターの皆さまに、心より感謝申し上げます。

NO MAGAZINEはこれからも、写真を起点にアート、ファッション、カルチャーが交差する対話の場を創り続けてまいります。
Art creative / 大薗彩芳 × 山城昌俊
Styling / Aiko Shigemitsu
Hair / Nori Sato
Makeup / Kayaki Susumu
Nail / Mika Ochi
Model / 泉美